メレンゲがエンディングを担当させて頂いてるアニメピンポンのアフレコ現場に社会見学させて頂きに行って参りました。アフレコというのはアニメに声を吹き込む作業ですね。
一つの部屋に何人も入って順番にマイクに向かい映像を見ながら台詞を吹き込んでいくのです。
スタジオ自体は音楽のレコーディングスタジオと通じる物があるのですが、大勢の人が一気に入れ替わっていく様はまさにliveでした。デジタルに進化していくアニメも結局はこういうアナログな緊張感が最後はすべてを支配するという事を思い知らされました。(いつかやってみたい!)
スタッフや監督さんにもエンディングを作ったときの制作秘話などもお話しして頂き、実にとても貴重な経験をさせて頂きました。
前にも話しましたがこの『ピンポン』という作品は何故20年経っても色あせないのだろうか。。。
とにかく核心を突いているのだろうと。。。。
その核心とはこのストーリーの主人公の一人でもあるペコの存在ですね。
努力は天才にしか与えられないというまぁ残酷でシニカルなもの。
努力が足りない者ではなく才能が足りない者がその「場所」からいられなくなっていくというまさにその逆を歌うJPOPはこのストーリーには出番がない。
そんな世界が本質と言い切れるほど僕は達観していないのでまだまだあまちゃんなのだけど(尼ちゃんではない)
こういうクールなものが大好きだ。
そんなこんなで作り上げた曲が「僕らについて」です。
この曲はそういう天才が少しやる気になったときにわき上がる温度感みたいなのをピンポンの中のペコやスマイルを意識しました。
2番以降は僕も登場しているという。。。
まぁ僕の歌なんだから僕も登場させてく頂きますよ そりゃあ、、、笑
というわけで先行配信がスタートします。
頼!
この「場所」にもう少しいさせてくれ。。。
(クボケンジ)