震災から一ヶ月。
東京では少しずつ元の生活が戻りつつある。
電車の本数が増えてきたり、閑散としていたスーパーの棚も徐々に満たされてきた。
計画停電もなくなったし、特に困るようなことはないといえば無い。
しかし、元の生活が戻りつつあるとはいえ、ここが一ヶ月前とは全く違う別世界に
来てしまったかのようにも感じている。
テレビでひと月を経た被災地が映し出されていたが、ひと月くらいでは何も
変える事も出来ないほどの甚大な被害だったことを改めて思い知らされた。
地震や津波の2次災害で起きた原発の問題も、未だ予断をゆるさないのが現実だ。
余震も、まだまだ大きく、頻発している。余震に怯える被災地の子供の姿を
テレビで観て、胸が苦しくなった。
今回の地震で東京に住む僕らは、幸いなことに無事だった。こうして自分たちの生活も
戻ってきた今、自分に出来る事はなにか、改めて考えながら生活し、行動していきたい。
そして東北を中心とした被災地の方々がこれ以上苦しめられないで欲しいと心から
願っています。